Eid Mubarak!
6月15日、ラマダン明けのイード礼拝を、日本ガイシフォーラムにて行いました。雨天にもかかわらず、2000人を超す大勢のムスリムが集まりました。
礼拝の前にはモスク代表から、日本人ムスリムから聞き取った「モスクを敬遠する理由」が語られました。モスクでマナーの悪いムスリムを見ることが嫌で、また独善的なルールの押しつけに不愉快な経験をしたせいで、モスクに来るのをやめてしまった日本人がたくさんいます。一方で、12歳の男の子がその行動でイスラームのすばらしさを伝え、近所に住む親子にシャハーダのきっかけを与えたという事実も紹介されました。善い行いそのものがダアワになることを知ってください。私たち一人一人が日本人に対して良いムスリムの見本となれますように。
礼拝の後のイマームのフトバはアラビア語・英語・日本語で行われました。私たちが今日イードを楽しめるバラカを忘れず、困っている人や淋しい思いをしている人たちのために、善い行いを続けることが奨められました。アッラーが私たちを大切にしてくれるように、私たちは兄弟姉妹や近所の人たちを大切にし、助けなければなりません。平和を広め、貧しい人に施し、家族のきずなを強め、礼拝をすることで、私たちは楽園に入ることが説かれました。
礼拝をきちんとできた子どもたちには、モスクからお菓子がプレゼントされます。今回は、中高生ムスリムのお兄さん達がお手伝いをしてくれて、小さな子どもたち一人一人に「イードムバーラク」と声をかけながら、お菓子を配布していました。アッラーからのご褒美がたくさんありますように。
なお、本日集められたザカートルフィトル(浄めの施し)は、全額パレスチナに送られます。困難な状況にある兄弟姉妹たちの支援に役立ちますように。