慶應義塾大学にて行われた全国ムスリムミーティングに出席しましたので、以下にお知らせします。DSC_0830

日時:8月8日(土)午後1時30分~6時30分
場所:慶應義塾大学三田キャンパス421教室
テーマ:「ムスリムコミュニティが抱える『共生』上の課題について」

第一部では、慶應義塾大学総合政策学部教授奥田敦先生からの基調講演に続き、名古屋モスク始め福岡マスジド、行徳マスジド、東京ジャーミィからテーマに沿った活動の報告を行いました。名古屋モスクからは、モスクに寄せられるハラールに関するご相談や中部運輸局の昇龍道プロジェクトについて、また中高生の仲間づくりの様子、ムスリム以外の方々や地域との交流の例などをお話しました。
第二部のディスカッションでは、商業目的のハラール認証について大方が反対の意見を出す中、認証で得た収益がダアワに使われる効用を力説する意見もありました。第二世代への教育についての話し合いの中では、オブザーバー参加の名古屋モスクに属する大学生から中高生時代のアイデンテティクライシスとそれを乗り越えるために理解者の存在が大きかったことが語られました。
第三部で、会の名称についての議論がなされましたが決定に至らず、来年のミーティングに持ち越しとなったことが残念でした。