愛知県公立高等学校生徒さま方のモスク見学に、１２名の中高生ムスリムが同席しました。以下にその様子をお知らせします。
日時：７月２３日（土）６時～６時３０分
場所：名古屋モスク４階礼拝室
参加者：男子６名 女子６名
文化祭でイスラームと絡めた企画を検討中の高校生２名が、世界史の教員引率のもとモスクにいらっしゃいました。初めにモスクから１時間ほどイスラームのご紹介をした後、中高生ムスリムと簡単な交流の時間を持ちました。
文化祭企画の一つである「検証」に関連して、ムスリムの中高生と一般高校生との嗜好を比較するために、いくつかの質問が投げかけられました。例えば、「どんな部活をしているか」「どんな音楽を聞くか」「アニメを見るか」「甘いものは好きか」「ゲームは好きか」など。ほぼ全員の中高生ムスリムが音楽やアニメが大好きで、約半数が前日に配信されたばかりの新しいゲームをすでに楽しんでいるという結果は意外だったようです。ムスリムの子どもたちがよく言う言葉に、「普通であることを知ってほしい」というものがあります。イスラームという価値観のもとに生きているだけで、あとは他の同世代の中高生と何も変わらないことを理解してもらえるいい機会になったのではないかと思います。
引率の教員さまからは、帰りの車の中で生徒さま方が［楽しかった」を連呼していたとお聞きしました。さらに、「他の生徒を連れてきたい」「たくさんのことを吸収できた」という感想をお持ちだったこともお知らせいただきました。
参加してくれた中高生ムスリムの皆さん、お疲れさまでした、ありがとう。
