2016年10月30日(日)
日本基督教団名古屋中村教会にて、日曜日の主日礼拝の中でお話する機会を得ましたのでご報告します。
この日は家族伝道礼拝ということで、イスラームにおける家族観についてお話させていただきました。朗読していただいた聖書の記述(ページ末尾を参照)にある、キリスト教の家族のあり方は、ムスリムにとっても理想の家族像です。同じ神さまを信仰する者として、ともに神さまのご意思にかなった家庭を築けるよう、思いを共有してまいりました。
礼拝の後には、お食事もご用意いただき、教会員の方々と交流のひと時を持ちました。イスラームがキリスト教と同じ神さまを信仰することをご存知なかった方や、中東の過激派集団のイメージからイスラームが怖い宗教だと思っていた方もいらっしゃいましたが、交流の中で誤解や偏見を解消できたことは嬉しい収穫でした。
大切な日曜礼拝の場にムスリムが立つことを厭わず受け入れてくださった教会牧師さまと、それを温かく迎えてくださった教会員の皆さま方、そしてこのような貴重な機会を与えてくださった神さまに、感謝いたします。
【妻たる者よ、夫に仕えなさい。それが、主にある者にふさわしいことである。 夫たる者よ、妻を愛しなさい。つらくあたってはいけない。 子たる者よ、何事についても両親に従いなさい。これが主に喜ばれることである。 父たる者よ、子供をいらだたせてはいけない。心がいじけるかも知れないから。】(新約聖書コロサイ人への手紙3:18~21)