2016年9月26日(月)
日本基督教団愛知西地区の牧師さま方と交流の機会を得ましたのでご報告します。
午前中は、名古屋中村教会にお邪魔しました。国産木材で建てられた教会は無垢の木の香りが心地よく、ステンドグラスも美しく、またお集まりの牧師さま方も友好的でとても居心地のいいところでした。しばらくのお時間をいただき、「キリスト教とイスラームの共通点・相違点」というタイトルで、牧師さま方に最も身近である聖書の引用を多用しつつお話をさせていただきました。
午後には、牧師さま方が名古屋モスクをお訪ねくださいました。モスク内をご案内し、イマームのクルアーン朗誦をお聞きかせして、アスル礼拝もご見学いただきました。礼拝後には、イマームとモスク代表が牧師さま方のご質問にお答えするなど、短い時間ですがキリスト教とイスラームの有意義な交流のひと時を持てました。
天地の創造主であり審判の日の主宰者である神さまを信仰する点においては、キリスト教徒もムスリムも同じです。世界では宗教に端を発したように見える争いが止むことがありませんが、それらは実は政治的な争いです。本来私たちは決して敵対する関係にはありません。同じ啓典の民として最も理解しあえる同胞であることを確認できる貴重な機会となりました。
【あなたは、信仰する者に一番親愛の情を抱いているのは、「わたしたちはキリスト教徒です。」と言う者であることを知るであろう。】(食卓章5:82)