イスラーム礼拝所 名古屋モスク バーブ・アル=イスラーム岐阜モスク

見学者からの感想 (~2014)

2014年以前に名古屋モスクに見学にいらっしゃった方々からの感想の一部と写真を掲載いたします。

※2015年以降の感想は以下をご覧ください。
2021年分  2020年分  2019年分 2018年分 2017年分 2016年分 2015年分 

2014.12.24 皇學館大学学生

・イスラム教については本などで学んだことしか知らなかったので、信者の方の生の声を聞くことができて大変勉強になりました。自分ではイスラム教について知識を持っているつもりでしたが、まだまだ知らないことが多くあったのだと実感しました。訪問で得られた知識を基に、イスラム教に対する偏見を払拭していくことに努めたいと思います。将来教師になることができたのなら、生徒たちに正しい知識を伝え、様々な宗教と共存することの大切さを教えていきたいと思います。

・名古屋モスクでの取材では、イスラームの様々なこと、とくに信者の方の生の声や、説明が聞けて本当に勉強になりました。その取材のもと、模擬授業を準備し行ったところ、私たちと同じく公民科、社会科の教師を目指す生徒から、イスラームについて様々なこと、 また異文化理解の大切さを学ぶことができたと大変好評でした。今後も名古屋モスクでの取材を生かし、社会科の教師を目指す者として、イスラームを含め、様々 な宗教について偏 見なくありのままを伝え、異文化理解の大切さを伝えていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

・模擬授業において取材で得た情報を活用させていただきましたが、アンケート上では高校までに学んだ経験のある学生は少なく、模擬授業を実践すると初めて知った感想が多数でした。 しかし、どの宗教に対しても言えることですが、個々の宗教に対する知識力の欠如が否めない現状はかなり痛感しました。

2014.11.28 中京大学学生

・イスラム教について、大学で勉強していますが、まだ多くの誤解があると今 回のモスクの見学で実感しました。イスラム教についてさらに深くしりたいと改めて思いました。

2014.11.14  名古屋工業大学学生

・今回お話を伺い、ムスリムの方々の生活、とりわけ日本での食に関する理解が深まりました。食に関するお話はとても興味深く、現在の日本における問題点や今後どのようにあるべきかなど理解することができました。今後は、ムスリムの方々についての理解をさらに深め、より快適な生活の実現のため日本国内の視点ではなくムスリムの視点から食を改善していく必要があると感じました。

2014.8.16 南山大学学生

・メディアを通じてイメージ形成されたイスラム教とは違う宗教であることを知り、柔軟性にとても驚きました。これから国内のムスリムは増え続けると思いますが、ムスリムに対する理解を深め、心地よく共生していける国にする必要があると感じました。他人事にせず、個人レベルの意識が変わっていくといいなと思います。

2014.7.22 東海高等学校生徒

・急な申し出にもかかわらず、手厚い対応をしていただき、恐悦至極に存じます。今までの認識とは違った、正しいイスラームの文化を知ることができ、よい経験になり ました。 イスラームに関して疑問を持っていたり、モスク見学を希望したりする友人がいた際は、また連絡させて頂きます。本日は、モスク見学という貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。

2014.7.16 愛知県立大学学生

・礼拝の見学から食事までご一緒させて頂きとても貴重な体験ができました。たくさんの質問にもお答え頂き、われわれのイスラームについての理解も増しました。

2014.6.21 名古屋学院大学学生主催わくわくツアー

DSC_0095・今回、本陣のイスラムコースに参加して、僕自身、イスラムと聞いて宗教関係が真っ先に頭に思い浮かび、少し近寄りがたいイメージがあったけれども、名古屋モスクで対応していただいたサラさんに僕たちにも理解できるように分かりやすく説明していただき、イスラム教に対する考えが大きく変わった。宗教は自分の意志で行うもので強制されてするものではない。この話を聞いて、断食も自身の体調を考慮に入れて自分の意志で行うことが分かった。食事制限などが存在するイスラム教だが、学校に通っている小学生の子どもたちはどう過ごすのか。給食は母親が給食のレシピをもらって豚肉などを使わずに同じメニューを作って子どもたちに持って行かせるなど、日本で生活するのに多くの苦労が生じていることが分かった。 

・私は今回のイベントを行う以前はモスクという言葉も知らなければ、ムスリムという言葉さえ知らなかった。イスラム教についてはよく知らず、9.11の事件もあり、怖い存在でさえあった。実際に名古屋市内のモスクを取材させていただくときにも、なかなか入ることができなかった。モスク前で立ち止まってしまった時に、2階から子どもが声をかけてきた。彼らのおかげでモスクの中へ入ることが出来、彼らとはすぐに打ち解け、友人になることが出来た。イマーム(指導者)にも優しく落ち着いた喋りで迎えいただいた。ムスリムの方々はどなたも親切で、すぐに打ち解けた。

・私たちは彼らから普段聞けないような話を多く聞いた。我々にとってムスリムの前で9.11の話をするのはタブーだと思ったが、思いのほか彼らから話してくれた。9.11の事件はムスリムのほんのごく一部が起こした事件で、メディアの取り上げ方も疑問を持つものであり、メディアが事細かに報道しなかったことで日本に住む多くのムスリムの居心地が悪くなったこと。今メディアで取り上げられている過激派というのは、いろいろな経緯から教養のない者たちが集まった者たちであること。私は話していただいた代表者クレシさんが話す横で、涙を流すイマームの姿を見ていた。

・改めてメディアが伝えるムスリムの姿が一般人に正しく伝わっていないことが分かった。今でも多くの人がイスラム教は怖い、普通ではないと思っていることだろう。今回のイベントで知り合ったムスリムの方々の事だけでもいい、少しでも多くの人に、イスラム教徒の中にはこんなに温かくて親切な人がいる、ということを知っていただきたい。

2014.6.4 愛知大学学生

・It was good for me to visit the Nagoya Mosque, and to talk with Japanese Muslims. I had an idea that “Islam is danger,” but the visit changed my view of Islam and Muslims. First of all, I was surprised at truth. For example, they don’t invitation to people, the word in my textbook for junior high school was incorrect and they are so friendly to others. Second, I was interested in their habits. Japanese people present money or goods in weddings, but Muslims present gold itself. I especially felt funny what the woman said: “gold doesn’t betray.” I think the word is really correct. Finally, I was impressed with their views that rich people should help the poor. It is not easy, so I admire that. I think more people have to understand Islam and Muslims.

・I was surprised the differences between my own life and Muslim women’s lives. I have had not a good image of Islam since what happened on 9/11. But now I can understand Islam. Islam doesn’t do sexual discrimination. The reason women hide their skin was understandable.

2014.3.9 名古屋市立大学学生

・今までイスラム教に対して、正直少し怖いな、とか理解するのが難しそうだなと思っていましたが、やはり百聞は一見に如かずで、自分なりに気を付けてきたつもりではあったのですが、メディアや他人を媒介にした情報を鵜呑みにしすぎるのはよくないなと改めて(宗教に関してだけではなく、ですが)気づかせていただきました。宗教だけでなく社会についても勉強させていただけて、素晴らしい時間を過ごさせていただけたと思います。

2014.2.15 愛知教育大学学生

DSC_0125・イスラーム教は攻撃的で少し恐ろしい宗教なのではないか、というイメージをもっていたが、そうではなく、寛容な宗教であり、人と人をつなげてくれる、素晴らしい宗教だと思った。 特に「ムスリムはみな兄弟」という言葉に感銘を受けた。 対応してくださったみなさんもとても親切で、楽しく有意義な時間を過ごすことができた。
もっとイスラーム教について知りたいと思ったし、将来教師になる自分には、もっと多くの人にイスラーム教のことを知ってもらうようにする使命があると思った。 これからムスリムの生徒も増えてくると思うので、教師である自分がイスラーム教について深く理解し、彼らが過ごしやすい学級、学校の雰囲気を作ることが大切であると思った。 

・日本に対してどのようなイメージを持っているのかという質問に対し、名古屋モスクの代表は、「一緒にいてうれしい。 日本人はハディースを学んでいないのに自然にハディースに書いてあるように行動していてすごい。 外国人イスラムには過ごしやすい」 と言っていた。 異国の地である日本でこんなにも温かな心を持って接してくれるイスラムの方々に対し、私たち日本人は同じように温かい心で接し、イスラムの文化に良さを受け入れるべきではないだろうか。(中略)/一人一人の子どもたちが、国や文化の違いを気にすることなく、のびのびと生活できるようにすることが、私が教員として子どもたちにできることだと考えている。 

・イスラム教の基礎知識や我々教師になる者がこれから考えて行く必要のあるハラールの問題、イスラム教徒の子どもたちとの付き合い方、ご自身の実体験に基づく苦労談や面白かったことなど非常に勉強になりました。 (中略)/今回の訪問で一番印象に残ったことは、イスラム教が非常に 「母親」 思いの宗教であるということでした。 母親を大事にすることで天国に行けるといった話は聞いたことがなかったです。 サラさんの息子達がサラさんを非常に大切にしているという話を聞いて、自分も母親を大切にしなくてはならないと思い、改めて家族を大切にしようと心に決めました。 

これから先、日本では外国人児童が増加していくと考えられ、ムスリムの児童などの外国人児童を教える上で、教員として気をつけなければならないことを、今回のインタビューを通していくつか感じた。/第一に、日本の児童が 「外国人だから」「宗教を信じているから」 などと偏見を持つことがないように指導していかなければならない。(中略)/第二に、日本の児童が考える宗教や外国のイメージを正確なものに変えていく必要がある。(中略)/第三に、日本の児童からムスリムの児童への些細な悪口やからかいの言葉はしっかりと注意しなければいけない。(中略)/教師がしっかりと味方となり、ムスリムの児童や外国人児童がムスリムであることや母国を誇りに思うことが出来るよう、サポートしていかなければならない。 

2014.2.7  國學院大學大学院生

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2013.8.18 愛知学院大学学生

20130818・イスラームに対する「作法や掟が厳しい」というイメージがだいぶ変わりました。
今までは「絶対」や「強制」という印象でしたが、一つ一つの決まりに例外をつけてあったり、周りの人の幸せを考えたりと非常に柔軟で日本人の感性に似ている宗教なのだと知って、イスラームを身近に感じることができるようになりました。

・イスラームはあまり接したことのない宗教なので、やはり新たな発見も多かったです。
今までのイスラームに対する非常に厳格そうであるというイメージも払拭できました。
戒律が厳しくがんじがらめわけではなく、イスラーム教徒の方々がしっかりと自ら戒律に従って正直に過ごしていらっしゃることに気づかされました。

・礼拝を間近に見ることができたのも貴重な体験です。陰陽のついたクルアーンの響きは心を引き締め、清められるような思いでした。そして何より、イスラムの生活や思いを包み隠さず教えていただけたことが有り難かったです。ラマダーンやジェンダーに関することはなかなか普通ではきけないことばかりでした。

・イスラームはもっと厳しい宗教だと思っていたのですが、サラさんのお話を聞いていて、慈悲深い寛大な神様だということがわかりました。授業で習うような知識も大切だけれど、実際にその宗教を信仰している人に聞くことでリアルな生活などが分かって面白かったです。

・今までのイスラームに対する非常に厳格そうであるというイメージも払拭できました。戒律が厳しくがんじがらめなわけではなく、イスラーム教徒の方々がしっかりと自ら戒律に従って、正直に過ごしてらっしゃることに気付かされました。まだまだ見落としたり、発見できていないことも山積していると思うので、また個人的に見学させていただきたいと思いました。 

・モスクへ見学に行く前のイスラム教は、厳しい戒律と女性差別がある宗教というイメージでした。 ですが、モスクでお話を聞くと、融通がきき、寛容で、女性にとても優しい宗教で、そのギャップに驚きました。

・ラマダーンに関してのお話には驚かされました。 ラマダーンは楽しいもの、と奥様が笑顔でおっしゃっていたのを聞いて、イスラームに対してそれまで持っていた、硬いイメージが和らぎました。 イスラームといえば、ヴェール、礼拝など堅いイメージを持っていましたが、それらはマスコミの力のせいかもしれず、実際はそんな硬いものではないのですね。 (中略)今回のモスク見学は、宗教文化学科の学生としても、一人の人間としても得るところが多かったです。機会があったら、ラマダーンに参加し、自分も「ポイントゲット」してみたいです。 

2013.6.12  愛知大学学生

・I thought that Islam is frightening religion before I visit the Nagoya Mosque. I understood this thinking is not good, but I thought so. When we visited Nagoya Mosque, people who are in Nagoya Mosque are very kind and they taught us many things about Islam. When I heard their talks, I noticed that my thinking is wrong. Islam is not frightening religion. My thinking is changed. Visiting Nagoya Mosque is good experience for me. I hope that Japan changed comfortable for Muslim to live in.

・I felt mood of foreign country in the Nagoya Mosque. I learned about Islam at class last year. I understood about Islam. I have an image “scary” for Islam, but I met Japanese Muslim, and I disappeared to my Islam image.

・Before I visited Nagoya Mosque, I had thought Islam is fearful and very strict religion. However, I could know these ideas were completely misunderstanding after visiting. I thought the biased view to Islam are created by some media.

・I thought Muslim is no Japanese before we went to Mosque. But I met two Japanese women. They were different my image about Muslim. At first I thought Muslim is scary but people of Nagoya Mosque was very kind. And I didn’t know Muslim’s life is hard in Japan. They can’t found halal food easy. I don’t think that. I and my friend went to Halal Shop that one of Muslim Japanese women open. She does many international activity. I was surprised. I knew many things before I went to mosque. I had a very good time.

・ My image of Islam before we went to mosque was so strict and women couldn’t be respected by men. While man could be respected by women. However, the image was incorrect. Man is so kind to woman.

2013.2.4  愛知教育大学学生

・今回、お昼の礼拝を見学して、実際に自分の目で生で見て感じることができてよかった。人数によって礼拝の仕方が異なること、カーバ神殿にむかって礼拝をしていること、偶像崇拝に対する意見を聞けて、自分の知識がまた増えた。今までは変なことをする人たちという見方を正直していたので、そういった考え方を正すことができてよかった。

・今回の名古屋モスクへの見学を通して、ムスリムに対する自分の関わり方やその意識がだいぶかわった。日本で暮らすことの大変さや、まわりの協力がない中で生きていく難しさなど多くの問題があると感じた。これからもっとムスリムの人たちが増えていくだろうということえあったし、将来教員になる身としては確実に知っておくべきことであったように思う。教師自身がすべての子どもに平等に接するために、また子どもたちがお互いの理解をし合えるようにするための大きな財産となった。自分が率先して、ムスリムをはじめとする宗教をもつ子どもへの理解や助けをできるようになりたいと強く思った。偏見をもたずに、いかに客観的に見れるかという姿勢を常に持ち続けたいと思う。この見学は自分の宗教に対する見方を大きく変えるものとなったので、これからまた、宗教に対しての知識を増やして、ぜひ来年もまた参加できたらと思う。

・「イスラムを知れば、相手のムスリムがなぜ怒っているか分かる。」とおっしゃっていたのを聞いて、これから、小学校や中学校でのムスリム人口が増えるので、イスラム教の考えを理解できるようにイスラム教について勉強をしなければいけないと感じた。今回の訪問で学んだことをこれから活かしていきたいと思った。今の小学生や中学生はテレビの報道に影響されやすいので、テレビの報道を鵜呑みにしてムスリムへのいじめに発展しないように、教員になったときはイスラム教を正しく理解する授業をしていきたい。

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