イスラーム礼拝所 名古屋モスク バーブ・アル=イスラーム岐阜モスク

見学者からの感想 (2021)

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2021年に名古屋モスクに見学にいらっしゃった方々からの感想の一部と写真を掲載いたします。

※2021年以外の感想は以下をご覧ください。
2020年分  2019年分 2018年分 2017年分 2016年分 2015年分 2014年以前の分

2021.12.1 名古屋外国語大学教授と学生

・正直、僕はイスラム教が危険な宗教だと思っていました。しかし、今回のお話をお聞きして、それは一部の人でしかないと分かりました。
無知であることがどれだけ多くの誤解を招くのか改めて思いました。私は勝手にイスラムと言ったら、怖い・過激であると想像してしまっていました。しかし、今回のお話を通して考えを改めなければいけないと思いました。多くの人が同じことを考えていると思います。だからこそ、多くの人に知ってほしいと思いました。
・イスラーム教はもっと厳しくてもっと固いものだと思っていたのですが、今回話を聞いて考えがかなり変わりました。すごく素敵な宗教なんだなとすごく思いました。すごく勉強になりました。良い機会をありがとうございました。

2021.11.30 名古屋外国語大学教授と学生

・今回の訪問で印象に残っている言葉は、私たちと同年代のムスリムの方が言っていた、「日本は多様性という言葉を多用しているが、それを意識しすぎると、逆に自分とは異なる文化を持つ人を受け入れるときに身構えてしまうのではないか」ということである。私も、多様性、多文化共生というフレーズ自体は日本で大事にされている気がするが、受け入れる側がそのような言葉を取り払って、その人たちが何を信じているのか、どこの国の人なのかということを変に意識せず、もっと自然に、気軽に関わることが大事だと思う。
・サラさんの理解者が必要であるという強い想いと、大学生の中のおひとりが言ってた、自分たちをエイリアンのように見ないで欲しいという言葉が響きました。私は恥ずかしながら宗教全般の知識が乏しく、サラさんのお話の中で初めて知った内容がほとんどでした。知ることで疑問も湧き、興味を持つということを身をもって感じました。ありがとうございました。
・お祈りの様子を見せてもらって「感動した」という言葉が適切か分からないが、素晴らしい瞬間を目にしていると感じた。私は真剣にお祈りをした経験がない。神社に初詣に行ったとしてもだるいなあといつも感じるだけである。しかし、彼らは命をかけて祈っているように見えた。見えただけでなく実際にそうであったと思う。そんな光景を目にした私は一生懸命に神に祈るこのような生き方も素晴らしいと感じた。

2021.11.13  SPIRAL参加の高校生

ムスリムの礼拝を見るのが初めてだったのですが、終わるタイミングがバラバラだったり、遅れて参加していた人もいたり、サラさんが仰っていたように自由度が高い宗教だと感じました。礼拝のときのアラブ語がとても綺麗でしたので、少し勉強してみようと思いました。
・実際に、アッサラーム・アライクムを両肩にいる天使にやっているところを見て,自分もつい真似してみたくなりました。アラビア語がとても滑らかで美しい音だったので、意外性があり驚きました。最初に全員で統一してお祈りすると、ご褒美が増えるということは初めて知りました。その後は、個人でバラバラにお祈りしていたのですが、時間も動作もバラバラで新鮮さがありました。コロナがなければ、部屋いっぱいに人が座って、肩をなるべくつけるということや、ハグや握手をするということを聞いて、コロナ後の名古屋モスクも行ってみたいと感じました。
私の学校では、先生で何名かクリスチャンの方がいますが私にとってはクリスチャンである前に面白い先生、優しい先生です。クリスチャンだからと言って蔑まれたり、冷やかされたりすることはありません。そのように、ムスリムの方々が日本においてムスリムである前にその人として、ムスリムであることが一つのアイデンティティとして受け入れられ、ムスリムであること伝えることが憚られないような社会になってほしいと思います。

2021.11.12  中京大学准教授と学生

・イスラム教に関して学ぶ機会があまりなく、なんとなく抵抗を感じていました。しかし今回の見学でイスラム教に関して詳しく、ご丁寧に教えてくださったおかげで、多くのことを学ばせていただきました。中でもイスラム教と一言で言っても、各人がコーランを解釈し、その解釈に沿った信仰をし続けているといったところがとても印象に残りました。このような貴重な機会を作っていただきありがとうございました。
・イスラム教について教えていただきありがとうございました。イスラム教の世界観「始まりと終わりがある」という考え方や神の概念など、何となく過ごしている私にとって、興味深いお話ばかりでした。お話を聞く中で、多様性という言葉をよく使われていて、国、地域によって作法が少し変わっても、目的地は一緒であるため、それぞれのあり方が、どれも正しい、という多様性を広く受け入れる考え方に驚き感心しました。生の声を聞くことが出来る貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

2021.10.30  愛知県公立高等学校生徒

・イスラームのジハードやジェンダー観についてのお話をしてくださりありがとうございました。一緒にプレゼンテーションを行う仲間と、サラさんに教えていただいた事を共有し、考え方を深めることができました。 また、更に調べてより良いプレゼンテーションをし、色々なメディアを通して人々が持つようになってしまったジハードのイメージを変えるためにいっそう努力したいと思います。

2021.9.16 会社員

・本日は大変お忙しい中、私の見学のためにお時間を調整いただきましてありがとうございました。恥ずかしながら、これまではイスラームに関して直接学ぶ機会は少なかったため、 今回は基礎知識を含めご丁寧に説明いただき、とても理解を深めることができました。職場環境でムスリムの方々とお話する機会や、UAEに行く機会もあるので、 今後はよりイスラームの考え方等を尊重した行動ができそうです。今日お話を伺った内容は本当に初級編の初級だと思います。 また別の機会にていろいろとお話を聞かせていただければ幸いです。

2021.8.7 ツアー添乗員

・モスクに訪問させていただきましてありがとうございました。ご参加の皆様も、なかなかない体験だというお声や「もっとイスラム教のことを勉強しなくはいけない」というお声もあがりました。アミンさんのお話も、彼は始終笑顔でお話をしてくださったのですが、その中で「常に神が見ている」という言葉があってとても印象に残りました。今回このような機会をいただきまして、ありがとうございました。

2021.8.5 名古屋市公立高等学校教員

・ イスラームの方々が日本で暮らしていくことは、いろいろな困難があることがよくわかりました。私は社会科の教員ですが、やはり理解が表面的であったことをとても反省させられました。自分の理解の点と線が繋がったところも多く、とても勉強になりました。お話を聞いて大変ショックだったことは、このモスクに勉強に来る優秀な生徒ですら、多くの日本人の親が心配している点でした。同様な話を、以前に中国人の方からも聞いたことを思い出しました。今、まさにオリンピックが開催中ですが、ほんとうに様々な背景を持ったひとたちが日本で暮らしている中で、私たちのような職業に携わる者たちができることは、まだまだあることを痛感させられました。とはいえ、まだ根本的に理解が足りてないとも思います授業を進めるうえでも素朴な疑問も含め、また質問をさせてください。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
・以前、講演を拝聴した際、「イスラム教は、フレキシブルな宗教、20億人のムスリムには20億通りのイスラム教がある」と仰っていたのが印象に残っておりました。今回、実際にモスクを訪れて、その一端にふれられた気がしました。礼拝や規律などもっと厳格なイメージがあったのですが、思ったよりフレンドリーな雰囲気で、写真なども、撮っていいよ、と言っていただけるとは思わず、大変驚きました。ノンムスリムの私の思う一般的な礼節以上のことを、無理に行っている風ではなく、生活の中に信仰が溶け込んでいるというのがしっくり来るなぁと感じました。良い意味で、特別ではない、ことがわかりました。そう感じたからこそ、必要以上に特別扱いをするのは、おかしな事だと感じました。短い時間で沢山話していただきましたが、まだまだ、知り足りないことがありました。機会があれば、また、訪れたいと思いました。ありがとうございました。

2021.7.20  椙山女学園大学准教授と学生

・今日のお話を聞いてムスリムに対するイメージが大きく変わりました。ISの戦闘員やマララさんのように目立つ人に注目してしまい、そういう人が全員だと思ってしまいますが、その偏見は外さなくてはならないとわかりました。まだムスリムが日本で広まっていないので、日本で生きていくのが難しかったり、言い出すのが怖いという弊害も学びました。色々な価値観があることを理解し認め合っていける世界になればと心から思いました。
・今回、神についての話で、日本ではgodsと考えられており、イスラームが指す神の考え方とは根本的に違うということを知り、改めて考え方の違いを感じました。右肩に天使がのっておりよいことを書きとめているという話を聞いて、ムスリムは日頃から良い行いを心がけ、天国に行けるように六信五行をつとめていることを知り、少しイスラームに対して怖いイメージがありましたが、ムスリムは平和を求める穏やかな人々だと感じました。
・世界には、宗教もそうですが、いろいろな価値観をって互いに認め合いながら生きているのだと改めて感じました。私の持つイスラームのイメージや考えが今回のお話を伺って、何も知らないまま自分が違う考え方を作り上げていたことが分かりました。イスラームについて、日本人の理解が少ないことが、日本でムスリムが生きづらくなってしまう原因なんだと思いました。日本で済みやすい環境を作っていきたいと思いました。サラームはすごくいい言葉(考え方)だなと思いました。

2021.7.3  慶應義塾大学准教授と学生

» 交流会の詳細はこちら
・今回の交流会はとても学ぶことが勉強になりました。ムスリム共生プロジェクトという活動をする上で、日本に住んでいるムスリムと交流するのはとても大切なことです。ただ、交流の機会やネットワークを作ることが難しいと感じていました。SYMのメンバーは自分たちと年齢も近く、話しやすかったので、深いところでディスカッションすることができました。また、日本でいまだモスクが少ないことや、日本人を受け入れているモスクが少ないことを知り、この要素もムスリムが日本で生活しにくい理由なのだと思いました。今後もこの活動を続け、日本社会とムスリムが共生できる未来を実現させたいです。
・モスクに行くときは毎回なのだが、モスクにいる人の和やかさに驚かされる。名古屋モスクにおいては、さらに和やかなアットホームさを感じた。文章として概念的に理解していたが、今日は身を持って「ムスリムも日本人も何も違わない」ということが分かった。自分とは全く異なるバックグラウンドの人と深い対話ができ、良い機会になった。
・今まで同い年のムスリムの方と話す機会がほとんどなく、大人のムスリムの方々からお話を聞くことが多かったので、それぞれがイスラームをどう捉えているのか、同い年の子から聞くことができて、とても良い経験ができたなと思います。今日うまく話せなかったけれど、ムスリムのために活動するというよりも、もっと世の中に興味を持って他人に対してやさしい人が増えるためにはどんなことができるか、SYMの人たちとも一緒になって考えていけたらなと思いました。今日は時間をとってくださりありがとうございました。

2021.7.3  早稲田大学学生

・メディアの影響などで誤解されがちなことを、クルアーン等の引用で明快に指摘・解説して頂けたので、自分の考えを整理するきっかけになりました。また、イスラームに関して話題になった際に伝え方を考えるきっかけになりました。学校生活とラマダーンの両立の仕方など、とてもリアルに実態を知ることができ良かったです。ありがとうございました。

2021.7.1  名城大学付属高等学校教員と生徒

・前も学校でお話を聞かせていただきましたが、よりイスラム教のことについて学ぶことができてよかったです。普段生活していて、ムスリムの人の話を直接きく機会がないので、このような経験ができてよかったです。イスラム教に対して自分が知識を深めていくことで、偏見をしている人がいても気づくことができると思うし、今日きいたような偏見が増えていくことがなくなってほしいと思います。
・今までテレビとかでISなどのニュースを見て勘違いしていたことに気づき、ムスリムの方たちへの考えが変わりました。私のように私の周りの人たちも自分のムスリムの方たちの先入観を捨てられるかもしれないので、今日きいたお話をみんなに話したいなと思いました。
・前回お話を聞いた時はイスラームについてで、 女性を大事にする宗教ということが以外で印象に残っていまいた。今回はムスリムの人々のリアルな話が効けて、一番思ったのが楽しそうだな、ということでした。恐い宗教ではない、私たちと変わらないということは分かっていましたが、コーランに基づいた考え方なども私に新しい視点を与えてくれて、人間として豊かにもなれそうに思いました。何となく、私に合うように感じたのでもっと調べてみたいです。

2021.6.6  至学館大学助教と学生

・イスラームについて知らなかったことがたくさんあって驚きました。 自分が知っていたイスラームとは全然違くて誤解していたことが多くあることに気がつけてよかったです。私の他にも誤解している日本人はいっぱいいると思うので、もっと多くの人に知ってもらいたいし、自分ももっと深く知りたいと思いました。ムスリムが交わす「アッサラームアライクム」というあいさつはとてもすてきだと思いました。
・本日は貴重なお時間ありがとうございました。今まで私の中でムスリムはとっても厳しく大変なものであると思っていましたが、お話をきいて全然厳しくなく、今までのイメージとガラリと変わりました。ムスリムの人はハラール認証にすごく助けられていると思っていましたが、ハラールマークよりも多言語やイラストなどでの情報提供が大切だと分かりました。サラさんがもっと堅苦しい感じだと思っていましたが、とっても話しやすくて、とっても楽しかったです。

2021.3.26  愛知学院大学准教授

・日本在住のムスリムの方について一律に考えてはいけないこと、また、過剰な対応を勧める団体等があることをはじめとして、知りたいことの多くを教えていただき、大変勉強となりました。執筆する書籍の中だけでなく、授業でも学生に伝えたいと思います。

2021.2.13 小学生と保護者

・毎日5回もお祈りするのは大変そうだけど、毎日のことだからそれが普通だって聞いて、すごいなと思った。あと、お祈りしてるところを見学して、かっこいいなと思った。
・日本に来るムスリムの留学生を、ホストファミリーとして受け入れたい気持ちがありますが、ちゃんと対応できるか不安があった為、名古屋モスクを見学させていただき、お話しを聞いてきました。/ネットや書籍で調べた情報だと、食べ物は、調味料はハラール認証のもの、お肉も全てハラールのものしか食べられない等、日本では対応が難しいと思っていました。/今回お話しを聞いて、豚肉にだけ気をつければ大丈夫という方もたくさんいらっしゃるということや、外食でも食べられる物はたくさんあるとわかりました。/まずは自分がどんな対応ができるかを、先に明示することが大切ということなど、具体的に教えていただき、不安がなくなりました。/小学生の息子も一緒に見学に伺ったので、息子にもわかりやすいようにお話ししていただけたことも、とても嬉しかったです。ありがとうございました。

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