2月1日、ダーイシュに身柄拘束されていたジャーナリスト後藤健二さんが殺害されたニュースを受け、名古屋モスクには脅迫や嫌がらせの電話およびメールが届きました。
しかし、これに関しての報道に触れた方々からは、そうした不愉快な電話およびメールをはるかに上回る数の励ましの電話およびメールをいただいております。
ダーイシュの残虐な行いはイスラームの教えに反しているとご理解を示してくださる方、「イスラム国」という呼称に反対してくださる方、日本人とムスリムとの共存を申し出てくださる方、お知り合いのムスリムとの友好をお知らせくださる方、その中にはキリスト教、仏教、神道の信徒さま方もいらっしゃいます。
信仰する宗教を超えて、国籍や民族を超えて、温かい思いやりを表してくださった皆さまには、心よりお礼申し上げます。
今後も日本人の皆さまとの信頼関係を築いていくべく、平和なイスラームを実現していきたいと考えます。

※いただきましたメールにはひとつひとつ目を通させていただいておりますが、お返事が追いつかずご心配をおかけしています。この場を借りて感謝を申し上げますこと、ご寛恕ください。

 
「偏見がなくなりますように」とのメッセージを添えて花束も届けられました。
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