※戦前期と現代のモスク設立の動きに関しての詳細は、こちらからダウンロードしてお読みください。
※モスクの活動および日本人女性による自主活動の展開に関しての詳細は、こちらからダウンロードしてお読みください。
______________
『日本イスラム史』(小村不二男著、日本イスラーム友好連盟)によると、日本で最初にイスラーム礼拝所ができたのは名古屋でした。1931年3月に結成された「名古屋回教徒団」によりモスクが設立されたという記録があります。
その後、1936年11月に現在の名古屋市千種区に木造モルタル2階建のモスクが建立されましたが、第二次世界大戦時に焼失。以来、約50年間名古屋にモスクはありませんでした。
→詳しくはこちら
1980年代、名古屋に居住する外国人ムスリムの数が増え、礼拝所の必要性を感じたムスリム有志が、アパートの一室を借りて金曜日の集団礼拝を行うようになりました。
その後、国際結婚により名古屋を生活の基盤とすることを選んだ外国人ムスリムらを中心に募金活動が行われ、現在の場所(名古屋市中村区本陣通)に土地を購入、50年ぶりに名古屋にモスクが建設されることになりました。
→詳しくはこちら
1998年7月に行われた『名古屋モスク開所式』には、サウジアラビアの聖地マッカから著名なイマーム(宗教指導者)も駆けつけ、駐日サウジアラビア大使ら多くの方々にご列席いただきました。
→詳しくはこちら
以来、名古屋モスクでは、1日5回の礼拝やイスラームの聖日である金曜日の集団礼拝がイマームの先導のもとで行われています。土曜日や日曜日には、勉強会やお茶会などの各種集会が開かれ、名古屋市とその周辺地域のムスリムの生活相談や情報交換の拠点にもなっています。
2002年、日本のモスクとしては神戸と東京に続いて三番目に宗教法人格を取得し、外国人ムスリムをサポートしつつ、年々増え続ける日本人ムスリムへの対応にも努めています。
イスラームについて学びたいという一般の方々には、イスラームを正しく知っていただく活動も行っています。
→詳しくはこちら