DSC_0981「SYM‐Space for Young Muslim 早稲田」による母親向けトークが行われました。その様子を以下にお知らせします。

日時:9月16日(土)4時~5時
場所:名古屋モスク4階礼拝室
参加者:ヤングムスリム子育て中の母親15名 中高生ムスリム5名

SYM は、日本育ちの大学生ムスリムの集いの場として立ち上げられたインカレです。その活動を通して得たヤングムスリムたちの生の声や自らの経験とを交えながら、ヤングムスリムの現状が語られました。さらに、母親たちに実践してほしいこととして次の4点が挙げられました。
①コミュニケーションの場の構築 (イスラームを納得して受け入れられるよう質問に答え相談に乗る)
②積極的に学ぶ (ルールの押し付けではなくイスラームの美しさを伝えられるように)
③一番のロールモデルになる (誰よりも輝くロールモデルとしてイスラームを実践する)
④積極的にヤングムスリムの活動を応援 (ありのままを出せるムスリムの友達が作れるように)

以下は参加した母親たちの感想です。
・希望が見えました。母親が重要とわかって、自分の信仰心が試されると思いました。
・イスラームから離れていた話者がイスラームの美しさにはまっていく話がとても印象的でした。海外頼みではなく、日本でイスラーム教育を盛り上げていくことが重要という点に共感しました。
・日本人でありつつムスリムであることは両立するんだと思った。日本人らしさを育てつつ、ムスリムとして子どもを育てたい。
・マーシャアッラー。日本でイスラーム教育の環境が整ってほしい。子どもにムスリムの友人ができるようサポートしたい。
・ロールモデルがいるいないで、そんなに違うんだと参考になりました。仲間づくりができる環境を与えてあげないと、と思いました。
・夫はイスラームの表面的ルールばかり言うので、私が中身を伝えるサポートをしたい。
・イスラームが好きだということが伝わってきた。ああいう人がもっと増えてほしい。父親にも話してほしい。
・私たち改宗者に対するサポートと第二世代に対するサポートは共通していると思った。

170916 SYMSYM以下は参加した中高生の感想です。
・かっこよかった。
・私も目覚める時がいつか来るのかな、と思った。
・ノンムスリムの友人にはイスラームを説明する関係だが、ムスリムとは共感する関係なので、ムスリム仲間が必要ということは話を聞いてすごく良く分かった。

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