ヤングムスリムの集まるSYMに、名古屋外国語大学の学生さま方をお迎えして、交流会を開きました。
日時:1月12日(土)4時~6時15分
場所:名古屋モスク4階礼拝室
参加者: 名古屋外国語大学教員と学生 6名 ヤングムスリム18名

交流会の前半では、モスクから、18億人18億通りの理由やイスラームのルールの特徴をお話して、ムスリムが平和を望んでいることをお伝えしました。夕方の礼拝をご見学いただいた後は、参加者全員で、質問や意見の交換の時間を持ちました。いただいたご質問の一部を紹介します。

Q:礼拝中どんなことを考えているか?
 A:礼拝に集中している/毎日のルーティンなので何も考えない
Q:宗教をどう受け止めているか?
 A:生まれた時からなので当たり前/花を見て空を見て神さまってスゴイなって事を小さい時から親に教えてもらった/生きるための答えが見つかる/心の支え
Q:ハーフ・外国人であることで感じる暮らしにくさは?
 A:母国語で喋ってみろと言われる/小学生までは嫌だったが高校生になって肯定的に考えられるようになった/人と違うことが個性、むしろハーフで良かった/自然体でいるから気にしていない

交流の終わりには、大学生から「日本人の側が違いを意識し過ぎかもしれない」「異文化でなく多文化として受け入れるべき」という感想が聞かれました。これを受けて、ヤングムスリムからは「ムスリムもみんなと同じだということを伝えてほしい」「日本に溶け込むことでムスリムを知ってもらうための懸け橋になりたい」 という意見が出ました。

以下は参加したヤングムスリムからの感想です。
・イスラム教じゃない人がイスラム教の事をどう思ってるのか知れてよかった。(中2男子)
・大学生の方から話しかけてもらったり非常に楽しい交流会ができて嬉しかったです!(高1女子)
・大学生の人たちは、来る前は少し否定的なイメージがあったと言っていました。交流会の後、それがなくなったのが嬉しいです。(高2男子)
・いろんな意見を聞けるすごく良い会でした。(高3男子)
・意識的にイスラームを見ることが出来た。(大1男子)

思いを言葉にすることは難しいけれど大事なこと。勇気を出して意見を言ってくれた参加者のみなさん、お疲れさまでした。立派なダアワでした。

※参加した大学生からいただいた感想はこちら