イスラーム礼拝所 名古屋モスク バーブ・アル=イスラーム岐阜モスク

見学者からの感想 (2023)

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2023年に名古屋モスクに見学にいらっしゃった方々からの感想の一部と写真を掲載いたします。

※2023年以外の感想は以下をご覧ください。
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2023.9.25 あいちシルバーカレッジ卒業生

・簡素で清浄な拝礼室では思わず背筋が伸びました。導師様のお祈りは初めて聴く、我々の心に染み入りました。また我々の不躾な質問の一つ一つに丁寧に答えて頂き、日頃接点の少ないイスラーム、ムスリムへの興味と理解を深めました。本日の体験は今後長く記憶に留め、家族、友人と話ができると思います。皆様のご親切な対応に重ねてお礼申し上げ、皆様の益々のご繁栄をお祈りします。

 

2023.7.22 至学館大学助教と学生

・今日の活動では、イスラームの案内、ハラールについてお話してもらいました。世界中に20億もイスラームの方がいることに、とても驚きました。時間に関する考え方についての説明の中で話していましたが、時間の流れについて直線的な考えを持っていると聞いて、納得をしました。(中略)イスラームのルールについても話してくださいましたが、聞いてみると、けっこう厳しめというわけではなく、僕の想像していたよりもくらしやすそうでした。
・お話を聞くまでは、イスラームは縛りが多くて、何も知らなかったり上辺しか知らないととても生活しにくそうなイメージがありました。1日に5回礼拝をしたり、断食があったり、生活に対しての拘束されるものが多い宗教だと思いました。けど実際にお話を聞くと「できる範囲でやる努力」をすることが大事で、しようとすることや、やろうと思うこと等、その物事に対して完遂するのではなく、やろうという気持ちを大事にすることがイスラームということを学べました。イスラームのルールとして強制させるのではなく、無理なことはしなくてできる範囲の努力をしたり、平和に生きるためにトラブルを防ぐためのものなど私生活において得の方が多いのかなと思いました。日本独特な考え方のほとんどが無理なことでもやり遂げたり無理をしてでもやることで初めてほめられたり人から評価を受けれるというものですが、イスラームは「容易なことを望み、困難を望みません」と困難なことがあったらできない、やろうとしてるけどできない、と謝ればとい良いう思想がとても素敵だなと思いました。しっかりとムスリムの方から詳しくお話を聞いたら特に厳しすぎるわけでもないし人としてとても理にかなっている宗教でとても魅力的な宗教であるなという印象になれてとても良かったです。ありがとうございました。

2023.7.22 名古屋市公立高等学校教員と生徒

・実際私は教科書やメディアによって誤解している部分がたくさんありました。義務や厳しいルール、過激派などの部分を切り取って学んでいたので、正しいイスラム教の考えについて知れてよかったです。 マレーシアに、教科書やメディアだけを見て行くのがとても不安だったのですが、ここで正しい情報を学べてマレーシアへ行くのがとても楽しみになりました!
・知らないことがたくさん知れてよかった。少し誤解していることがあったし、ぜんぜんきびしくなくてびっくりした。怖いと思っていたけど、ぜんぜんそんなことなさそうだと思った。現地の人からも色々ききたいし仲良くなりたい!もっと色んなことを知りたいし、そのきっかけになってよかったです。
・今までムスリムに対して偏見がたくさんあったけど、話を聞いているとムスリムは平和を大切にしたり、自分以外の平和も願うすてきな人たちだと知れました。学校でならうだけでは知ることのできない考え方があるのだと思った。今まで日本で流れている情報だけで判断していただけで、ムスリムの方達のことはしっかり知れていなかったので、メディアだけを信じないようにしようと思いました。サラさんや他の方達の雰囲気はとてもやさしそうで、ムスリムの方達に対する気持ちがとても変わっていい経験になりました。

2023.7.21  国際ファッション専門職大学教授と学生

・私は今回お話を聞くまでは、ヒジャーブは髪の毛や肌を隠すための布でオシャレやファッションとの関りはあまりないと思っていました。しかし、モデストファッションのお話やアウファ・ヤジッドさんの取り組みについて知り、こんなオシャレにヒジャーブを身に付けることができるのだとすごいなと思いました。こういった取り組みがあることによって沢山の国の人にヒジャーブの存在やヒジャーブの魅力について知ってもらうきっかけにつながると思います。
・本日は貴重なお話や見学ありがとうございました。ヒジャブの色や巻き方など全てのルールに対して厳しいイメージを持っていましたが、色や巻き方も自由でみんなちがってみんないいといった考え方だということにおどろきでした。また、私が一番印象的だったことは、マララさんがムスリム女性の代表ではないということです。数年前からメディアを通してマララさんのニュースをよく目にしていました。イスラム・ムスリムは危険だというイメージでしたが、イスラム戦闘員はごく一部で、子どもは学校にも行けて部活もできるという環境ということを初めて知りました。一部の問題が全体の問題として取り上げれれているということを知れてよかったです、あたたかい宗教だなと私は思いました。
・ニュースで報じられる情報から、イスラーム教の教えは女性に教育の機会を与えないと思っていました。もちろん全く機会がないということではないと理解していましたが、突然それらを奪われるという報道があり、ショックだったのを覚えています。どうしても問題を抱えている部分が報道されてしまいがちですが、お話でそれらは一部にすぎないと知ることができました。女性の人権は守られ、パイロット・医師・議員など日本ではまだまだ男性の仕事というイメージが強いものを仕事にしている女性も多く驚きました。

2023.5.30  中京大学準教授と学生

・(前略)イスラム教に年に一度の義務であるラマダーンの知識はあったが、その他にも全財産の2.5%の税金を支払うザカートや、一生に一度の義務であるハッジなど、イスラム教についての新しい知識が増え、「もっと知りたい!!」とさらに興味が湧いた。また、イスラム教とは無理なことを強いるのではなくできる範囲の努力をするという考え方がとても良いなと感じた。ハラールをあたり前として生きてきたイスラム教の人々にとって、ハラールは欠かせないものであるのに、それをビジネスとして日本で扱われていることにとても悲しくなった。
・これまでもっていたイスラム教やムスリムに関する知識が不十分だったことを痛感しました。(中略)いざ自分がハラール料理を食べてみると、確かに豚肉ってどんな味だろう?と興味をもつヒマがないくらい目の前の料理を楽しみました。より多くのムスリムがハラール料理を楽しむために、より多くのお店で「ハラール」の表示が増えるといいなと思います。最後に、私たち日本人は「アッラーの道において戦いなさい」という言葉は知っているが、それに続く、戦いを止めるべきだという言葉は学んでこなかったと思います。私たちの知識が足りないためにISと関連づけられて苦しむ人がいることを理解するべきだと感じたし、私たちはそれらを知り学ぶ義務があると思いました。
・イスラム教について私たちが初めて学習するのは小学校や中学校の社会科の授業ですが、今日1番感じたことは、その社会の授業内容が大した情報でもなく、ただの用語として扱われてしまっているという事です。確かに簡単に説明することは難しいですが、たくさんの情報が溢れた社会を暮らしていく私たちにとって、またグローバル化も伴うため、宗教や宗教に関わる文化をもっと詳しく学び、共感ではなくとも理解を深めるべきだと思っています。(中略)丁度、小学生ぐらいの時にISのニュースを見ていた世代ですが、言われてみると周りに説明してくれる大人はいませんでした。今でも辛い経験をされている方がいると思うと大変苦しいです。これから、まだまだイスラム教について知らない私ですが、良き理解者になれるよう、知識を正しく深く学習していこうと感じました。怖い、厳しい、テロといった事実とは異なるイメージが少しでも減るよう、微力ながら努力しようと思います。

2023.5.28  椙山女学園大学準教授と学生

・今までイスラームと聞くと、危険で怖いというイメージがありました。しかし今回の話をきいて、今までの概念がなくなりました。断食をすることで貧しい人もみんなで楽しく1カ月間過ごせたり、日本よりも女性が世界で活躍していたり、常に平和を唱えていたりなど、イスラームの教えやムスリムの方ってとても素敵だなあと思いました。ムスリムのことを知れてよかったです。ありがとうございました。
・今まで教科書で学んできた知識だけだと“怖い” “危険” というイメージを持ってしまっていたが、今日お話をきいて一部を取り上げていただけで実際はそんなことないと知ることができました。私のバイト先の生徒の子でお母さんがムスリムの子がいて、その生徒の子はまだ保育園生なので、将来学校などでイスラームが関係していじめになるかもしれないと思ったら、もっとイスラームの正しい知識を身につけて理解者になってあげれる人が増えてほしいなと思いました。
・正直、今まではイスラームについて怖いとか厳しそうと思っていました。でも、私が一部の情報だけを見て偏見を持っていたんだと知って恥ずかしくなりました。共感できる考えもあったし、日本よりも素晴らしいと感じることもありました。日本のメディアの悪いところがあるせいで、ムスリムの人たちが傷ついていることを知りました。

2023.5.27  金城学院大学教授と学生

・ モスク、礼拝を初めて見学しました。お部屋にシャンデリアがあり、じゅうたんも敷いてあってゴージャスだなというのが第一印象でした。礼拝に来ていた方々があいさつをしてくださったり、頑張ってねと話しかけてくださって、とても嬉しかったです。イスラム教がメディアで話題になったのは、私が中学生の頃で同級生にイスラムの子が居たのですが、もしかしたら嫌な経験があったのかなと思いました。イスラム教について偏った考えや目を向ける人がいるけど、知ってみると全然怖くないし、ムスリムの人もノンムスリムの人も、分けへだてなく変にラベルを貼ることなく関わり合えたら良いなと思いました。アッサラームアライクム!
・ムスリムが世界に20億人いることを知って驚きました。私が住んでいる地域にも髪をかくしている女性が数名います。その時はめずらしいなと思っていたのですが、世界的に見ると4人に1人ということで、とてもたくさんいるなと感じました。お話を聞いて、ムスリムに対してイメージが変わりました。(中略)断食の後、日が沈んだら食事をしても良いということにも驚きました。また女性が様々な分野で世界的に活躍していて、とてもかっこいいなと思いました。日本ももう少し公平な国になると良いなと個人的に思いました。危険だというイメージや誤解がなくなると良いなと今回お話をきいて感じました 。
・今日このセンターに来て、まずはスカーフも巻いたこともなかったのでとても新鮮でした。日本には礼拝というものはあまりなく、このように見学ができる時間をくれてとても嬉しかったです。私たち日本人から見ると何をしているのかなと思われがちだと思いますが、それぞれにきちんと意味があって、本当に知らないことばかりでした。(中略)私も少し怖いイメージを持っていました。でもこのお話を聞いて今までのイメージとはガラリと変わりました。お話をしてくださりありがとうございました。

2023.5.26 中京大学講師と学生

・昨年はゼミ生と初めて名古屋モスクを訪問させて頂き、今年はリピーターです。学生はサラさんの話を真剣に聞き、礼拝の様子を興味深く見入っていました。宗教とご縁が浅い学生は多いなか、イスラムと触れることによって当たり前と思っていた自らの世界観に気づき始めたと思います。またイスラム教徒に対する間違った認識や偏見を知り、現代日本社会の多様性を考える機会になりました。私自身はアザーン(お祈りへの呼びかけ)をすぐそばで聞かせて頂き、神聖な響きに感銘を受けました。
・ニュースで過激派組織の話題をよく耳にすると、イスラム国に対してこわいイメージがあったが、それは一部の組織だけであってイスラム教全体がそうではないということが話を聞いて分かった。宗教にしばられて断食をしたり服装に制限があって自由がないイメージでしたが、できる範囲で宗教に遵守すればいいという宗教で、厳しいイメージはまちがっていることが分かった。日本人はメディアの影響でイスラム教に過激なイメージがあるが実際はそうではないことが分かった。メディアリテラシーを身につける必要があると思った。
・今回のイスラームの話をきいて、自分が思っていたイスラームの認識と大きく違っていてとても驚きました。最初は、規則に厳しく、女性に厳しいイメージでしたが、全然違っていました。自分たちが守れる範囲の努力を行い、女性にも多様性があり、自分が思うものとはちがっていました。これから自分でもイスラームについて学んでいき、社会のイメージに流されないようにしたいです。

2023.5.26  金城学院大学教授と准教授、学生

・今日ここへ来るまでイスラームについて少し良くないイメージがありました。でも今回お話を聞いて、そのような考えをしていた自分を恥ずかしく思いました。日本人はほとんどの人がイスラム教について良くないイメージを持っている人ばかりだと思うので、今回そのイメージを改めることができて、とても良かったです。
・ イスラム教は、しばりが多くとても厳しいものだと思っていたが、「できる範囲の努力を」と、必ずしも厳しくないものなんだなと考えが改まりました。ユダヤ教(厳しい)とキリスト教(寛容)のちょうど中間。イスラームと聞くと、どうしても過激派の人たちが頭をよぎってしまっていましたが、今日の話を聞いて、考えが変わりました。また、キリスト教の人、イスラームの人、仏教の人、無宗教の人でも、変なことをする人は宗教柄に関係ないんだなと思った。
・ 断食とかイスラム教は厳しいイメージがどうしてもあったけれど、むしろ色々な国の料理が食べられて楽しいとおっしゃられていて、イメージががらりとかわりました。日本人は無宗教の人が多いから、友だちとかみんなでそろってご飯を食べられて私はうらやましいなと思いました。 日本にすむムスリムの子どもたちがひどい差別を受けていることを知ってとても辛くなりました。今回学んだことを生かして周りの友だちにも正しい理解がされるように、今日のことを話してみたいなと思いました。

2023.2.8  名古屋商科大学学生

・ 図書館で借りたハラール食導入ガイドを読んでいたので、イスラム教の教えがとても厳格に感じました。しかしサラ様と田中様の温和なお人柄に、先入観はなくなりました。早速モスクにお邪魔して、サラ様の論文をわけていただきました。田中様にもお話をきかせていただきました。まさに、私の勘違いを優しく払拭していただきました。(中略) 本当にステキな一日でした。学びが疑問を呼んで、疑問が出会いを作って、出会いから新しい学びをいただけるなんて。これからも学びを続けますね。サラ様、田中様、本当にありがとうございました。

2023.1.15  名古屋学院大学准教授と学生

・お話を聞く前は、イスラームは義務が多いイメージで、厳しいというイメージが少なからずあった。しかし実際は、できる範囲での努力を重視しているということを知った。厳しいというイメージが和らいだので、来てよかったと感じた。また、礼拝を見ることもできた。貴重な機会だった 。
・ 私は神戸にあるインターナショナルスクールに通っていたこともあり、イスラム圏出身(ウイグルやパキスタン、イランなど)の友人がいるので、イスラムに対する偏見はなかったのですが、やはり日本ではまだあるのかなぁと思いました。大学でも授業で触れてはいましたが、今回改めてイスラムについて知ることができて良かったです。礼拝も見学させてもらいましたが、とても貴重な経験になりました。
・ イスラームに対し危ないイメージを持っている人がいるのは事実だし、自分は大学でちゃんと宗教的な面から学んだので怖いイメージは持っていなくて、その中で、双方の理解する努力が必要であると思いました。世界中に19億人いて、その中で本当に少ない人たちがイメージを悪くしていて、数字で見ると本当に少なくて、そんなに少ない人たちのイメージに引っぱられてしまうのは、真面目なムスリムの方がかわいそうだと思いました。今日はありがとうございました。楽しかったです。

2023.1.5  高知県公立高等学校教員と生徒 (オンライン)

・私は今日のZOOMでの面会でイスラム教についての印象が180°変わりました。 イスラム教は怖いものだと思っていたけど、イスラム教は多様性で自由だということがわかりました。メディアや表面上だけではなく、自分で調べることが大切なんだと気付きました。今日の話を課題研究に生かしていきたいです。
・ ムスリムの方と実際にお話する機会はめったに無いため貴重な経験となった。最近はメディアが生活の中で大きくなっているため、どうしても偏見などを持つ人が多いと思うし実際私も偏見を持っていたが今回のインタビューを通して考え方が変わった。もっと色々なことを知って人と関わっていこうと思った。
・ 生徒たちの素朴な質問に、ていねいにわかりやすく、本音でお答えいただきありがとうございました。イスラム教のことをご教示いただくのみならず、生徒たちのこれからの生き方を考える貴重なお言葉もいただきました。生徒たちには、この研究成果を社会へ発信するすることを願っています。生徒たちの卒業後の進路は、多様な人や国にかかわることに進もうとしています。今回の面会は、今後の生徒たち進路の大きなきっかけ・指針となりました。今後もご指導よろしくお願いいたします。

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