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2025.7.12 金城学院大学准教授と学生

・思っていたよりもとても大きくて美しい考え方をしている宗教なのだと思いました。最初は怖いと思っていたのですが、実際に会って話してみると普通の人なのだと感じて怖がる必要なんてないじゃないかと思いました。親せきのように集まっているのがすごくすてきです。礼拝中に距離があったら近よっていたりして仲がいい様子がみれてもっとこういう良いところが広まったらいいなと感じます。
・ルールがとても厳しいイメージがありましたが、個人個人によって少しづつルールが違うことが分かりおもしろいと思いました。/ラマダーンは1日食べられないと思っていましたが、楽しいと感じていることや日中のみ食べないことを知って良さが伝わりました。/モスクは初めての体験で、とても良い体験・お話が聞けて良かったです。
・去るときに「また天国で」と言うことは心に残りそうで良いなと思いました。一期一会の出会いの中でまた会えるという意識はすてきだと感じました。
2025.7.1 中京大学准教授と学生

・本日はありがとうございました。お話を聞いて、ムスリムの方々についての印象が大きく変わりました。まず、思っていたよりも多くのムスリムの方が世界中にいらっしゃることに驚きました。また、ハラールについても、「禁止」というよりは「良いことの中の一部に制限がある」という考え方だと知り、宗教的な縛りというより、神様の優しさや寛容さを感じました。「だめなことをしても、謝れば神様は許してくれるし、今後も助けてくれる」といったお話からも、イスラム教に対して抱いていた厳格なイメージ和らぎ、とても温かみのある宗教だと感じました。
・(前略)家族の中でも信仰のスタイルが異なることもあるという点や、自分でこうするため、こうなるために祈る意志が重要という点から宗教が強制ではなく自分で選んでいくものであることを感じ印象に残っています。/また、豚は食べてしまっても神様に謝れば大丈夫という考え方からイスラム教が神様との会話や成長を大切にしていることが伝わりました。私は絶対に守らないといけないと考えていたため、意外でした。スーパーでのハラール食品の取り扱い方や、礼拝の場所の少なさ、アレルギーに関するメニューや情報の分かりにくさなど、日本社会の方にもまだまだ課題が多くあるなとも思いました。配慮していたつもりが逆にムスリム側の人達からすると線を引かれていると感じてしまうこともあると知り、しっかりムスリム側の声を聞く必要が共生のためにはあるなと思いました。/また、宗教に関して、イスラム教には偏見も多く、正しい知識を持つことの大切さも実感しました。これからより関心を持って学びたいです。
・貴重なお話をありがとうございました。イスラム教徒のみなさんが、愛する神のために、日々どのようなことを行っているかを知ることができました。豚肉を食べないことも、アルコールを摂取しないことも、強制的に禁じられているものではなく、個人の主観に基づいていると知り、思っていたよりも自由な宗教だと感じました。スーパーなどのハラールコーナーが不要だとおっしゃっていたのが印象的でした。そういったコーナーがあればイスラム教徒の方たちが、商品を探しやすく便利なものだとばかり考えていましたが、非イスラム教徒の人たちが寄りつかなくなってしまい、結果的に商品が減ってしまうという側面に気づいていませんでした。授業でハラール認証に関するビデオを見て、認証がとても厳しいものだと分かりましたが、その認証が不要なものも多くあると知りました。日本に住むイスラム教徒の人たちにとって、礼拝堂の整備などの課題がありますが、それらが解決されてほしいと思いました。
2025.1.30 守山区の老人会と日本語サロンの方々

・色々なお話をたくさん聞けてよかったです。これからは日本でもいろんな国の方とかかわっていかなきゃいけないい時代になると思います。お互い文化の違いなど理解していけたらいいなと思います。
・イスラム教について更に理解を深めることができました。メッカにある黒い箱がとても興味深いです。キリスト教やヒンズー教についても理解して、相互理解が深まればよいと思いました。
・とてもていねいに対応していただき、ありがとうございました。イスラム教について、何も知識がなく、お邪魔しましたが、とてもわかり易く説明していただけ、理解が少し進んだと思います。日本語ボランティアとして、29年たずさわっていますが、今後の参考にしていきたいと思います。
2025.1.17 愛知県立大学準教授 と学生

・本日はありがとうございました。 特に「宗教ではなく人として見てほしい」という言葉が印象にのこっています。恐らく多くの日本人は「やさしさ」や「気づかい」で多様な配慮をしていると思います。しかし、ムスリム・ムスリマの人々にとっては苦しく感じてしまうのも分かります。「共生」というのは難しいですが、まずはお互いを知ることから始まると思います。
・ムスリムを「ムスリム」という一つのイメージで見ていたことに気づきました。色んな人がいるという、ごくごく当たり前のことをこのような異文化交流のようなものを通して気づくことができたので非常に良い経験をさせてもらいました。
・どうしてもイスラム教といえば、断食や5回の礼拝など、イスラムのルールのイメージが先行してしまい、過剰な配慮や、偏見による差別などに繋がり、イスラム教に対する厳しい、難しい印象ができているのだと思った。 私自身、イスラムの人と生きていくために、ルールの壁がとても大きいと思っていたので、その認識を改め、まず人として見るということを改めて意識したいと思う。