イスラーム礼拝所 名古屋モスク バーブ・アル=イスラーム岐阜モスク

見学者からの感想 (2022)

  • HOME »
  • 見学者からの感想 (2022)

2022年に名古屋モスクに見学にいらっしゃった方々からの感想の一部と写真を掲載いたします。

※2022年以外の感想は以下をご覧ください。
2021年分  2020年分  2019年分 2018年分 2017年分 2016年分 2015年分 2014年以前分

2022.12.11 芝浦工業大学講師と学生

・訪問させて頂いたのは短い時間でしたが、礼拝の様子や名古屋モスクの特徴など細かく教えていただきありがとうございました。とても綺麗にされているモスクでびっくりしました。
・名古屋モスクは規模はそこまで大きくはないけれどアクセスの良さや知名度から、多くのムスリムに親しまれているモスクなのだと思いました。また礼拝室に様々な言語の本が置かれていたことからも、外部に対して開かれたモスクなのだなという印象を持ちました。
・名古屋モスク、岐阜モスクへの訪問の機会を設けてくださりありがとうございました。ムスリムの方々がモスク内でどういうふうに過ごしているのか、過ごしやすくするための施設の使い方などを知ることができました。綺麗な岐阜モスクの建物も印象に残りました。紹介していただいたお店もおいしかったです。ありがとうございました。

2022.12.8 名古屋外国語大学教授と学生

私は学校の教師をする予定で、もし自分の担当する学級にムスリムの生徒がいたら、ここで学んだ知識を活かして対応することができたらいいなと思いました。すてきなお話しをありがとうございました。
・今日の話を聞いて、イスラム教というものに潰え再確認することが出来た。頭の中でイスラム教というものを理解していても、少し恐怖感があった。しかし、今回の体験を通じて、そのようなものは一切なくなった。逆に、イスラム教は美しいものだという認識が生まれた。これからは、もっと理解をふかめたい。
・貴重なお話、ありがとうございました!」以前からイスラム教について学ぶ機会があり、知っていた事はたくさんありましたが、実際にイスラム教を信仰されている方から聞くお話はとっても重みがありました。改めて、イスラム教について知ることができて嬉しかったです。また、子どもたちにとって、いじめやからかいになることが現在でもあると聞き、胸が痛くなりました。そういう状況を減らす為に、1人でも多くの人がイスラム教について正しい知識を持ち、理解する必要があると感じました。私が今後、母になり、家族が増えた時には、子どもたちに今まで学んできた事を少しでも多く伝えていこうと思います。(後略)

2022.12.3 中京大学準教授と学生

名古屋モスクに行ってみて驚いたことはヒジャブの巻き方が分からず適当にしていても何も言われなかったこと、礼拝の時間に間に合わなくても良いこと、断食が意外と楽しみであったことです。また、女性(母親や娘)は宝のような存在、親孝行をするなどの話を聞き、イスラームは、私が思っていたような厳しい、怖いというイメージから、優しいイメージに変わりました。/今回の経験により、イメージが変わったり、私たちと似たようなことがあるという新たな発見があったり、身近に感じることが多くて楽しかったです。さらに、ある一つの物事からその国や宗教、人柄などを判断することは偏見で、中身を見るべきだなと思います。私自身もこの経験により、ムスリムへの考え、イメージが変化したため、何よりも自分から歩み寄り、理解する・経験することが一番重要だと思いました。
シャンさんのお話を聞いて一日5回の礼拝は絶対ではなく、可能な時にやったり、まとめしても良いというの知り、思っていたほど厳しくないんだなと感じました。また、断食はとても辛い印象を持っているのかと思っていましたが、断食後に美味しいご飯を食べれるから苦ではなく、楽しみなものだと言っていたのが印象的です。/事前学習で、イスラームの女性について調べた時に、男性より厳しい扱いをされるものだと感じていましたが、実際は、女性はとても大切にされている存在だと知り、イメージが変わりました。私たちの普段の生活では見ることのできない礼拝を見学させて頂いてとても貴重な体験ができました。(後略)
・私は今まで、ムスリムの方にとって断食や毎日お祈りはとても大変で色々な苦労を感じているのではないかと勝手に思っていました。ですが、実際にムスリムの方のお話を聞いて、喜びを感じながら行っているということを初めて知りました。また、イスラム教には様々なルールがあるため、少し近寄り難く規律が厳しいというイメージを抱いていましたが、イスラム教は誰でも平等に受け入れ、そして柔軟な考えの元に成り立っている教えだということを知り、とても興味深いと感じました。(後略)

2022.11.15 青山学院大学教授と学生

・今回のモスク見学を通してイスラームについての知識を深めることができ、貴重な経験となりました。/主に葬送についてお話ししていただきましたが、火葬に対する考えや湯灌の問題など、文献を読むだけでは分からない日本のムスリムの課題を知ることができました。また、礼拝の参加は初めてでしたが、丁寧に祈られている姿に感銘を受けました。/お忙しい中、お時間を割いてくださったクレシさん、また、礼拝を見学させてくださったムスリムの皆様に、感謝申し上げます。/今回の学びを研究に活かしていきたいと思います

2022.11.11 愛知淑徳大学講師と学生

今日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。実際にお話を聞いて、人それぞれのライフスタイルに合わせて礼拝をしたり、ファッションを楽しんだりと、個人個人に合わせられる宗教であるということを初めて知り、驚きました。また、ラマダーンについて今までは断食は大変そうといった考えを持っていました。しかし、様々な人が集まり、毎日が楽しいとお聞きして、そこで団結力も生まれるため、人々にとっては非常に楽しくて良い時間になる機会だと思いました。実際にお話を聞いたことで、考え方、見方が変わったので、知ることは非常に重要なことだと思いました。改めて本日は本当にありがとうございました。
・イスラム教やムスリムの方々に対してのイメージが変わるきっかけになりました。厳格なルールのもと、かなり制約を受けて生活を送っていると思っていました。お話を聞いて、ムスリムの方々はそれぞれ色々な形で無理なく信仰を行なっており、日々の暮らしの一部になっているのだと感じました。サラさんが言っていたように、およそ19億人いるムスリムの方々には19億通りのやり方があり、また、地域によって考え方も大きく違うことを知りました。今までの自分がイスラム教やムスリムの方々に対して間違った認識をもっていたことを改めて感じることができました。
・私は、今回のサラさんからのお話を聞いてイスラム教に対する思いが変わりました。サラさんの話を聞いていくうちに、地域とイスラームとでルールや決まり事を切り離して考えるべきだ、ということを学びました。というのは、私たちもオウム真理教と一緒の考え方をもつ人類と思われたら、誰しもが嫌がるでしょう。それはイスラム教徒も同じです。ISと同じ団体だと思われたら嫌なのです。それをやっと理解することが出来ました。これを機に、偏見のない世の中になるよう広報していきたいです。

2022.11.8 中京大学準教授と講師、学生

・今日、クレシさんのお話しを聞いて、イスラム教に対してのイメージがすごく変わりました。元々は、ルールがきっちり決まっていて、とても厳しいものだとかんちがいをしていました。しかし、話しを聞けば聞くほどそのイメージはくずれていきました。(中略)いろいろなイメージで話しをしている人にどんどん広まっていけばいいなと思いました。
・今回のお話を通じて、イスラム教について初めて知ったことが多くあり、思っていたよりも、ムスリムが多様で柔軟な生き方ができるよう、規範に縛りがそこまで無いのが意外で驚きでした。(中略)また訪れたいと思いました。おいそがしい中、貴重なお時間をありがとうございました!
・イスラームについて今まであまり詳しく知らなかったが、実際に名古屋モスクを訪れていろんな話をきいたり、礼はいを見たりして、イスラームの文化を理解することができた。世界中の4人に1人の人がイスラーム教を信仰していると聞いて、世の中にはそんなに多くのイスラーム教徒がいるのにも関わらず、自分は今まで何も知らなかったんだな、これからはもっと自分の視野を広げていろんな文化に触れていきたいなと思った。これからの時代はお互いの文化を尊重しあっていくことが大切だと感じた。

2022.11.8 名古屋外国語大学講師と学生

・講師の方がおっしゃっていた通り、私のイメージでは「厳しい」「怖い」が 1番に出てきていたので、実際に話を聞いて思ったよりフレキシブルなものだと知り少し親近感が湧きました。
・今回のフィールドワークで強く感じたことは「知る」ということの大切さです。講師の方がムスリムの方々に対する偏見や誹謗中傷についてお話くださいましたが、おっしゃるとおり「知らない」ということが原因となりそうした誹謗中傷につながっているのだと強く感じました。宗教のみならず、出身地や⺠族、性別や職業に対する差別は、まず「知る」ことで改善の道をみつけることができると思います。今回のフィールドワークで得た学びについて自分の周囲の人々にも話すことで、周囲の人にもイスラム教やムスリムの方々、そして偏見がどのように生まれるのかについて知ってほしいと考えています。
・今回の授業を受けるまで、やはりイスラム教について良いイメージは持っていませんでした。しかし授業を受けていく中で私が知っていたのはごく一部分のことだったこと、イスラム教を信じている人一部の人が過激的であること、イスラム教は想像していたよりも自由な宗教であることなど多くのことを知ることができました。社会科や歴史を通して学んだイスラム教・イスラム教徒に良くないイメージがあるのは教える人にもしっかりとした知識が不足しているからであるとも考えました。

2022.9.15 名古屋大学教授と学生

・事前学習でムスリムの方々のあり方が多様であることを学びましたが、実際にモスクに訪れて、服装や言語、クルアーンの理解度、ルーツなどが本当に個人個人で異なることを実感しました。また、ジェンダーに関するお話が印象的でした。国やその人自身の状況をすべて宗教に結び付けるのではなく、物事の本質や真実をとらえることが重要であることを学びました。第二世代の方々の声を聴いて、メディアやSNSの影響力の大きさを感じました。子どもたちの認識を変えるためには、まずは学校や教員の意識から変えていく必要があり、そのための研修やカリキュラムも必要だと思いました。本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
・事前に学習をしていた時に、自分たちは大学で異文化について学習しているから偏見はあまりないだろうと考えていました。しかしお話を聞いて自分が考えてきた質問を改めて見返すと、偏った見方をしていたことに気付きました。文献で知っていた知識ではやはり女性軽視の考えで女性の社会進出がさまたげられているのではないかと思っていました。今日のお話を聞いたことで自分の知識がすべてだと思うことは危険であると感じました。
・たくさんの貴重なお話ありがとうございました。サラさんの軽快なお話しぶりがとても素敵でした。イスラームへの偏見や誤解を解くための言葉を得て、それを使う機会が第二世代には必要であるというお話がとても印象的でした。実際に第二世代の方からの言葉もたくさんうかがうことができ良かったです。また是非お話うかがいたいです、ありがとうございました。

2022.9.10 椙山女学園大学学生

本日はお忙しいところ調査にご協力頂き、誠にありがとうございました。資料だけでは分からないムスリムの方々の貴重な情報を知ることができ、大変勉強になりました。本日頂いた貴重な情報を活用させ、納得のいく卒業論文を仕上げていきたいと思います。

2022.8.23 東洋大学教授と準教授、一橋大学大学院生ほか

2022.8.23 函館大学準教授と学生

日々イスラームを実践されている方々の生の声を通し、改めて私たちの活動の意義や方向性を確認させていただくことができました。とりわけ二世の方達が置かれている立場、社会と家族、そして宗教の間のコンフリクトは、今支援しているご家族にもリアルに起きつつある問題なので、大きなヒントをいただきました。難しい質問にも忌憚のないご回答をくださったご子息の方、礼拝へのお邪魔を快くお引き受け下さり、幻想的なコーランの読誦を聞かせてくださってイマームにも、改めて感謝申し上げます。
・今日は貴重な機会を頂きありがとうございました。日本におけるムスリムの現状をうかがい知ることができただけでなく、自身における宗教観を考える機会となりました。今日の学びを函館での今後の実践に役立てていきたいと思います。
・自分自身、実際にイスラムについて勉強する前は、テレビから受ける情報しか得るものが無かったが、本やムスリムとの交流を通して世間のイメージと大分ズレていると感じた。ムスリム当人たちがより暮らしやすい社会を形成するために、今回のような講演会は非常に重要な意味があると思う。また実際に、礼拝を見させてもらい、より生活の一部を知ることが出来たので、今後の交流に活かしていきたいと考えている。

2022.8.18 成城学園高等学校生徒

・大変美しいモスクで、また訪れたいと思いました。ありがとうございました。

2022.8.15 慶應義塾大学教授と大学院生

I went to Nagoya mosque with no particular expectation and no prior knowledge. At my arrival, I was warmly welcomed by the coordination members. I was happily surprised by the presence of two Christian sisters visiting from Saitama. While I have seen often Muslims visiting Churches for sightseeing, it’s my 1st time seeing Christian sisters in a Mosque. This made a great impact on me. As a child, I went to a Christian Catholic kindergarten and elementary school, and the sisters were very caring and respectful of my faith as a Muslim kid. I was very pleased at Nagoya mosque to experience the same inter-faith welcoming and respectful environment.
Another element that made my experience special at Nagoya Mosque is the feeling of being welcomed not only as a Muslim, but especially as a Muslim woman. There was a full floor designated for women with wudu space, very nice environment. Sometimes, I feel uncomfortable in mosques where the female space are marginalized, or even absent. While I appreciate having a designated female prayer space, I appreciate it more when women and men can pray together (Jamaa) not separated by walls. To follow the prayer behind by seizing the movements not over a scream, and hear the Quran recitation directly not over a microphone. For me it’s more human and speaks deeper to my kushuu. At Nagoya, it was possible to pray together, (women behind) and I discovered later in the conversation that is was a usual practice when the number of worshipers and space allow.
I prayed Duhur and Isha prayer in this settling and I felt more than tolerated : fully accepted in the prayer space. The worshipers were coming from different nationalities and cultural backgrounds. On that day, I prayed with people from Japan, Pakistan, Jordan, Morocco, Sudan and Uzbekistan. Such a diversity in worshipers cultural background is a great sign of the mosque’s openness for all and not exclusive to some communities. This is also translated in the extension project of the mosque where architects and graduate students form Keio University, that I am part of, are thinking about a mosque integrated in its cultural Japanese context by design that would be attractive aesthetically to both Japanese and non-Japanese.
After Isha prayer we could have a chat with young Muslims part of the mosque’s cultural circle “Space for Young Muslims”. It was an inspiring conversation about everyone’s aspirations as a young Muslim and positive impact they want to have on the society.
We discovered in the conversation that one young member from Ouzbékistan, who comes to the mosque often, came by bicycle, riding for around 2 hours. On that day, it was a pouring rain.
This is not the usual “prayer space” that I am used to in Muslim or non-Muslim countries alike where the main purpose of the space is prayer during the designated 5 prayer times then closes. /Nagoya Mosque is not only a “prayer space” but the heart of a community, a crop where you plant the seeds of future generations and you see them grow and thrive along the years. A safe space where women are not hidden but celebrated as much as men. A place where you feel connected, welcomed to stay and come back with the heartwarming feeling of always someone waiting for you and saying “お帰り“. A mosque like it truly used to be: a Mosque as Allah’s home.
As a Muslim woman who experienced rejection and intolerance in prayer spaces, this experience at Nagoya mosque was healing my relationship to mosque, and I will definitely be back here, soon inshAllah to continue nurturing my soul and plant some new seeds May Allah the merciful allow it. Amen.

2022.8.15 イエスの小さい姉妹の友愛会シスター

この度、カトリック名古屋教区教の松浦五郎司教様よりの紹介で名古屋モスクを訪問させていただきました。埼玉から来ましたイエスの小さい姉妹の友愛会の2人です。私たちの修道会はイスラムの方との友情を大切にするため、アルジェリアで始められたました。今回は礼拝の時間にも参加させていただいたり、サラさんの信仰の遍歴も聞かせていただいたり、若い学生さんやサラさんのご家族とお話しできたこと、日本で差別やいじめ、偏見などの苦労の体験の分かち合いや、偏見を取り除くための機会としての働きをされていることに心を動かされました。これからも諸宗教の壁を取り除き、素敵な仲間としての友情を続けていけたら、と思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

2022.8.15 愛知県立高等学校生徒

昨日はお忙しい中インタビューをお受けいただきありがとうございます。普段聞けないヤングムスリムが抱える問題や、実際の同世代の声などが聞けて、とても勉強になりました。今回のインタビューでの経験を、今後の研究だけでなく、日常生活でも生かしていこうと思います。本当にありがとうございました。

2022.6.28 中京大学准教授と学生

イスラム教徒は戒律に縛られながら生活しているというイメージを持っていました。しかし、実際は常に神を意識しているため自ら望んで宗教実践を行っていることがわかりました。また、自分と異なる方法で宗教実践を行っていても批判するのではなく認め合っているということを知り、厳しいというイメージから多様性を認め合っているというイメージに変わりました。
・先日はご訪問をさせて頂き、また16:00からの礼拝を見させて頂きありがとうございました。とても貴重な経験となりました。また、私は今「愛」について関心がありよく考えているのですが、その愛と言う答えのなく、形のない、なかなか難しいもののあり方についてイスラム教での考え方を聞けて嬉しかったです!私の中での愛の考え方の幅が広がりました。また、機会がありましたら是非お伺いさせて頂きたいなと言うふうに思いました。
・私は今までモスクに入ったことはありませんでした。そのため、私の日常生活ではなかなか目にすることがないモスク内部や礼拝の様子を見ることができ、とても良い経験になりました。また、お話を聞き、ムスリムだからこれをするというよりは、個人がそれぞれの考えに基づいて礼拝や食事などを行っているということが分かりました。そして、だからこそ、その宗教だから怖いなどといった印象を持ったり、一概に決めつけるのではなく、一人一人を見ることが大切だと思いました。今回、イスラムについて教えていただいたことで、さらに知り、理解を深めたいと思いました。ありがとうございました。

2022.6.21 椙山女学園大学准教授と学生

・今日のお話を聞いて、イスラムに対しての見方がかなり変わりました。自分たちで調べたことだけではわからないことも、実際にイスラームの方の話を聞くことで、身近に感じられました。ムスリムの方への偏見が少しでもなくなるよう、私も少しは理解者の立ち位置でいられるように、正しい知識を身につけたいです。
・生で礼拝が見れてよかったです。イスラムについての見方がすごく変わりました。ムスリムだから○○など、決めつけるのはよくないし、偏見がこんなにもたくさんあったことに驚きました。もっと、ムスリムと胸を張って生きていける世界になればいいのになと思います。
・今回お話を聞いて、イスラムのイメージが大きく変わりました。(中略)今までイスラムと聞いて、テロリストや過激派組織など怖い危険な宗教なのかなと思っていましたが、それは一部の人達だけであって、ほとんどの人が変な組織とか関係なくイスラームの教えに従い平和を祈っていることがわかりました。

2022.6.19 国際医療福祉大学教授、上智大学教授、千葉大学准教授、東京大学助教ほか

2022.6.18 至学館大学助教と学生

・ハラール食について初めて詳しく知れて、栄養の勉強をしている身として、大きな問題だなと思いました。日本では信教について理解があまりされていないため、アレルギーという理由以外でも食べられないものがあるということがもっと広がればいいなと思いました。それによってイスラム教への偏見をなくすことへつながればいいなと思いました。
・これまでは、ムスリムというと食べれるものが制限されていたりと厳しいイメージをもっていたけれど、今日お話を聞いて大きくイメージが変わりました。飲食店のメニューが急に変わって、食べれなくなったりするときいて大変だと思った。
・もっとたくさんのルールがあると思っていたけど、意外と柔軟に対応できるんだなと思いました。交わす挨拶が、おはよう!とかこんにちは!とかよりもすてきだなと思いました。

2022.5.27 中京大学講師と学生

名古屋モスクがこのような訪問の機会を地域にオープンされていることに感心していま。サラさんのお話を聞かせて頂き、イスラム教徒が日本での生活の中で日々強い偏見を感じて暮らしているという背景があると理解しました。サラさんの講義は、きっと直面して来られたイスラムやイスラム教徒への勘違い・偏見へ応える充実した内容でした。また、カトリック育ちの私は礼拝を見学させて頂き、アッラへの平和なお祈りに感銘を受けました。教員として学生と一緒にモスクを訪問させて頂きイスラムへの偏見を少しでも軽減させ理解を促せたことをとても嬉しく思っています。
・まず1番感じたのは、イスラムはそこまで厳しいものではないし、危険ではないということです。いつもニュースやメディアを見ると、イスラム国(IS)の活動が世を騒がせており、危ないなと感じていたが、あれらとイスラム教をつなげてはいけないと学んだ。
・ISのニュースを見たのは、私が中学生のときでした。正直、当時の私はISとイスラームは同じものだと思っていました、しかしムスリムの人達が普段から他人を思いやっていることを知り、イメージが変わりました。とてもあたたかい人々であると思いました。きっと、どこの誰よりも人々の幸せを願い、他人を尊重しているのだと思いました。

2022.3.28 奈良女子大学学生

・本日はお忙しいところ調査にご協力いただき、ありがとうございました。インタビューに慣れておらず、至らぬ点も多かったと存じます。しかし、丁寧に具体例を交えながらお答えいただいたおかげで、資料からはわからなかったことが明確になりました。特にモスクとやってこられるムスリムの方の関係性は、私がこれまでイメージし ていたものと異なり、大変勉強になりました。本日いただいた貴重な情報を活用させていただいて、納得できる卒業論文を仕上げていきたいと思います。

2022.3.7 名城大学附属高等学校教員と生徒

・イスラム教は、自分にとってISの過激派のイメージが払拭しきれないでいましたが、本日の講演を拝聴し、しっかりとイスラム教について理解することができました。マララさんの話はとても印象的でした。中学生の英語の教科書にマララさんのスピーチが載っており、イスラム教の女性達は教育を受けれていないんだなと思っていましたが、1400年前から女性の権利が確立していることにとても驚きました。そして、こういうイメージを持っているせいで苦しんでいたり、悩んでいたりしているムスリムの人たちがいるのを知って、せめて自分だけでも色眼鏡を掛けたりなどをせずに、ちゃんと相手と向き合ってつきあえるようにしたいと思いました。また相手から与えられた情報を鵜吞みにしたりせずに、自分で調べて証拠の裏付けをしないといけないと思い、至らない所が多いことにも気づけました。(後略)
・一生のうちに一度も聞けないようなお話を聞けて良かったです。イスラム教の歴史や概要だけではなく、勘違いしてしまっていることまで詳しく、かつ親しみをもってお話し頂いたので、理解しやすかったです。”イスラム国”の影響で、野蛮なイメージを持ってしまていたけれど、良い意味でのびのびと自由に信仰されていて、固定概念を持つことと、ニュースや世論をうのみにするのは改めてよくないなと感じました。日本人は宗教に対して偏見を持ってしまいがちだと思うので、文化を理解することを心がけたいと感じました。
・以前、私もイスラム教に対して「怖い」や「変」といったマイナスなイメージがありました。実際にテレビやインターネットではイスラム教といったら黒いターバンを巻いている女性を多く見かけます。顔全体は覆わない方もいる一方で、目しか出さない方もいて、表情がわかりづらいといった点からIS関連のこと以外にもどこか怖いという印象を持っていました。しかし、今日サラさんのお話を聞いてそのイメージが全く無くなりました。むしろイスラム教のイメージがポジティブなものになりました。(中略)このお話を聞けたことは、これから生きていくうえで、様々な国の人と関わるときにとても役立つ経験だと思いますもしお話を毛kなかったら、イスラム教を誤解したままマイナスのイメージしか持っていなかったと思います。これからは、宗教にかかわらず、同じ心を持った同じ人間として接していきたいです。貴重なお話をありがとうございました。

2022.1.11 日本福祉大学学生と愛知県公立小学校教員

・イスラム教に対して知れば知るほど見方が変わり、今まで感じていた宗教に対する壁は次第に感じなくなりました。そして宗教はきっとそれほど身構えるものでもなく、その人の一部に過ぎないのだと考えるようになりました。その中でも20億人それぞれ信仰の形が異なるため、私たちが外からイスラム教徒ならこうでしょう、と言えるものではないことを再認識しました。また、時間の流れの捉え方の違いや、一日に何度もシャワーを浴びることがあるという話は非常に興味深く、さらにイスラム教について知りたいと思えるきっかけになりました。自分の関心に合った切り口から話を聞くことができ、とても充実した時間でした。
・サラさんの言葉の中でも”20億人20億通り”という言葉がとても印象に残りました。”イスラム教”ということで一括りにするのではなく、きちんと一人一人と向き合うことの大切さを改めて知ることができました。また、”世界的でみれば、日本人の考え方はマイノリティである”という言葉にはハッとさせられました。これからイスラム教徒の生徒や友達と関わっていくなかで、大切にすべきことをたくさん学ばせていただきました。また、機会があればお話を聞かせていただきたいです。

2022.1.8 金城学院大学教授と学生

・本日は貴重なお話しありがとうございました。本日のお話しを聞いてメディアの情報にまどわされてはいけないことが分かりました。世界史で少しイスラームを学んだ私でさえ、「イスラム教」というフィルターをかけてムスリムの方を見てしまっているときがありました。ムスリムについてまったく知らない人は、より偏見を持ってしまっていると思います。今日、ムスリムについて前よりも理解することができたので、誤解をしている人がいたら、違うということを伝えたいと思います。
・イスラム教について、モスクについて、今までくわしく知る機会はありませんでした。世界三大宗教の1つで世界的に見るとマジョリティであるはずのイスラム教は、日本ではISのせいもあり、良くないイメージが少しありました。でも、それは大きな間違いで、信じる紙が彼らにはいて、彼らは私たちと同じように生きているのだと、感じました。おそらくわかっていたことのはずのことですが、今日それを近くで知ることができて勉強になりました。
・色々なムスリムがいることを知りました。20億人の人がいる中で20億通りの生き方があるというお話に納得しました。イスラム教は怖いイメージがあったけれど、今回を通して、イスラム教について深く知ることができたし、厳しくて怖い宗教ではないということが分かりました。宗教は違えど、同じ人間であることに変わりはないため、同じように生活していきたいなと感じました。

2022.1.8 自営業・主婦 

・大変勉強になりました。ムスリム、イスラーム圏の映画がより好きになりそうです。
・イスラムについて知識がなく、今日のお話によって自分の偏見が間違いだったと感じ、一部の過激な組織によって、日本では危険と思われている事がすごく理解できました。「易きを求め困難を求めない」という言葉がすごくわかりました。

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.